(100歳以上の方については、令和7年度に限り全員が対象となります)
60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方も対象となります。
2か月以上あけての2回接種
基本的には2か月以上あけての2回接種(1ヵ月まで接種間隔の短縮が可能)
①アイチケット(推奨) 24時間受付
②電話・窓口 診療時間内のみ
注意:ワクチン予約は通常診療予約ではありません。通常診療希望の方は当日順番予約が別に必要です。
接種予定日の28日前から前日18時まで予約可能
4日前18時まで可能
水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)という、子供のころにかかったみずぼうそう(ワクチン含む)のウイルスが、治った後も体内に潜伏しています。加齢やストレスによる免疫力の低下などで、再度活性化(悪化)し、神経や皮膚を攻撃します。(耳鼻科領域では、そのほかハント症候群という、顔面神経麻痺や難聴、耳鳴り、めまいをきたし、治療が難しい疾患を引き起こすウイルスとしても知られています。)
個人差はありますが、まず、皮膚にピリピリ・チクチクとした痛みや焼けるような痛みを引き起こし、その後、水ぶくれを伴う発疹が出現し、痛みも強くなることもある疾患です。その発症率は50歳から高くなり、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。
50歳以上で帯状疱疹になった方の約20%が、発疹が治まった後も、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれるつらい痛みが残ることがあります。
また、帯状疱疹は約6.4%に再発が認められるため、帯状疱疹にかかったことがある人の再発予防としても有効です。
従来のワクチンと比較しても、高価ではありますが、予防効果が高く、持続期間も長い特徴があります。
(当院では従来のワクチン(弱毒生ワクチン)は扱っておりません。)