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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の診断・治療

スピード診断

最新検査キットによる診断を20分でわかる迅速アレルギー性鼻炎検査

当院では従来の血管から注射器で採血し、検査する方法のほか、「イムノキャップ ラピッド」(簡易検査)という検査キットを用いてアレルギー性鼻炎かどうか診断します。イムノキャップ ラピッドは、ごく少量の血液を使って、8種類の項目についてのアレルギー診断を、約20分という短い時間で知ることができます。再来院の必要がなく、お子さんでも泣くことはほとんどなく安心して検査を受けていただくことができます。

簡易検査(イムノキャップ ラピッド)と採血検査の比較

①簡易検査(指先から少量の血液を採取して調べる方法)と②採血検査(注射器により血管から血液を採取して調べる方法)には、下記のような違いがあります。ご自身の都合が良い方法をお選びください。
  ①簡易検査 ②採血検査
方法 指先からの採血
注射器による採血
検査項目 8項目(選択不可) 選択可能
(月に10項目前後が保険適応)
検査結果 約20分 約1週間
対象年齢(目安) 2歳以降 就学児以降(当院)
保険適応 あり あり
費用 約3000円 検査項目数による(約5000円)

簡易検査項目以外のアレルゲン検査希望の方は、注射器を用いた採血による血液検査となります。測定するアレルゲンを選べます。より正確な結果がでますが、結果が出るまでに約1週間かかります。

簡易検査(イムノキャップ ラピッド)は、こんな方におすすめです。

  • ◎今日結果を知りたい方
  • ◎忙しくて再来院が難しい方
  • ◎注射が苦手な方
  • ◎就学前のお子様
  • ◎自分が何のアレルギーであるか知りたい方
  • ◎今まで一度もアレルギー検査を受けたことのない方

簡易検査(イムノキャップ ラピッド)で、
分かるアレルギー項目

スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ヤケヒョウヒダニ、イヌ皮屑、ネコ皮屑、ゴキブリ

セルフケア

セルフケアのアドバイス

アレルギー性鼻炎は、ご自身でアレルゲン(抗原)を回避することも、大変有効な対策になります。

  • ・花粉症やホコリの多くある場所には行かない。
  • ・マスクやメガネを装着する。
  • ・手洗いうがいなどでアレルゲンを洗い流す。

など、セルフケアをしっかりすることで、症状が大きく改善されます。

投薬治療

投薬治療による治療

投薬による症状の軽減を行います。

服薬として抗ヒスタミン薬などを、外用薬として点鼻薬などを処方いたします。

特に花粉症では、薬の選択と開始時期が重要になります。症状やライフスタイルに合わせた薬を提案しております。花粉飛散開始前(1月末)から服薬を開始すると、シーズン中の症状が軽くなることが知られております(初期療法)。

舌下免疫療法

舌下免疫療法による治療

舌下免疫療法とは、舌の裏に口の中で溶け出す錠剤を1分ほどおいてから飲み込む方法で、それを何度か繰り返すことで身体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状が穏やかになるよう体質改善していきます。

現時点では スギ・ダニのみが治療対象となっており、現在受けられる治療法の中では唯一根本的に体質を改善し症状を緩和していくことができる効果的な治療です。

最近の報告では、前年の12月ごろから開始しても翌シーズンに効果出ている場合があることが報告されています。

  • ■対象年齢:5歳以上 (ただし、舌の裏に1分薬を保持できることが必要)
  • ■治療効果:7~8割程度で、薬が不要になったり、薬の使用量を減らせることができます。
  • ■治療期間:3~5年が推奨されておりますが、半年から1年くらいで効果が出る方もいます。

舌下免疫療法について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

レーザー治療

手術の内容

当院では日帰り手術にて炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を用いて鼻の粘膜を処置します。

▼手術の流れ

1. 約15分から30分間程度、鼻の中に麻酔の薬を浸したガーゼを入れます。

2. その後、内視鏡で鼻の中を後方まで確認しながら鼻の粘膜(下鼻甲介)をレーザーで焼灼します。

3. 手術時間は両側で10~20分程度で終了します。

効果

・ 花粉症のシーズン前に行うことでそのシーズンの鼻炎症状を弱めることができます。

・ 複数回レーザーを行うことにより効果が高まる場合があります。

留意点

・ アレルギー体質を改善する治療ではなく、あくまでもアレルギーの反応を抑えるのが目的の治療であることをご理解ください。

・ 効果には個人差がありますが、約80~90%の方に効果があるとされています。

・ 残念ながらすべての方に効果があるわけではありませんので、ご了承ください。

・ また、鼻中隔湾曲症といって鼻の中央の骨が曲がっている方や花粉のシーズン中は効果が弱くなる可能性があります。

・ 処置した粘膜はまた再生してくるので効果は永久ではありません。

・ 効果の持続期間は2~3年とされていますが、これにも個人差があり5年持続する方もいれば1年で効果が落ちてしまう方もいます。

・ 術後、1~2週間ほどは鼻水や鼻づまりが一時的に悪化します。

・ また1か月ほどは鼻の中に大きなかさぶたがついて鼻づまりの原因となります。

・ そのため、週に1・2回受診していただき処置を行います。

・ お持ちの病気などでできない場合もありますので、ご相談ください。

このような方にお勧めしております

・ 薬を使用しても効果が乏しい方。

・ 薬が飲めない方・飲みたくない方(妊娠を予定、授乳中など)。

・ 薬で眠くなってしまうと困る方(受験生、運転手など)。

・ 1年中鼻炎症状のある方。

手術療法

残念ながらレーザー治療があまり効果がない、もっと効果的な治療を受けたいという方には手術療法を提案させていただくこともあります。

  • ①鼻腔形態改善手術
    (下鼻甲介粘膜切除術、粘膜下下鼻甲介骨切除術、鼻中隔矯正術など)
  • ②後鼻神経切断術

日帰り手術で対応可能なものもありますが、全身状態、基礎疾患、年齢や手術方法によっては日帰り手術での対応が困難な場合があります。まずは、ご相談ください。日帰り手術が困難な場合や、全身麻酔下での手術を希望される方は、院長が長年手術を行っていた山梨大学病院など適切な医療機関へ紹介させていただきます。

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎とは、さらっとした透明の鼻水が出たり、慢性的な鼻づまりや、くしゃみが止まらないなどの症状を引き起こす、アレルギー性疾患のことです。

アレルギー性鼻炎の原因

私達の身体は、外から入ってきた有害物質などを、くしゃみなどで排出しようとする免疫反応を備えています。

しかし、本来有毒ではないものに対しても強く免疫反応が出てしまうことがあり、日常生活に支障をきたすほどのくしゃみや目のかゆみを引き起こす原因となります。

その過敏な免疫反応のことを、「アレルギー」と言い、免疫反応に有毒だと判断される物質を「アレルゲン(抗原)」と言います。

アレルギー性鼻炎を引き起こすアレルゲンは、スギなどの花粉や、ダニなどのハウスダストであるケースが多いです。

アレルギー性鼻炎の症状

鼻水

さらっとした透明の鼻水がでます。

鼻づまり

常に鼻がつまるような状態が続きます。

目のかゆみ

猛烈な目のかゆみに襲われます。

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